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石川県小松市で法人設立するときのポイントや注意点とは?

更新日:10月2日


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「そろそろ法人を作ろうかな…でも、何から始めればいいんだろう?」こんなふうに悩んでいる方、実はたくさんいらっしゃいます。


特に小松市内で起業や法人設立を考えている方からは、「手続きが難しそう」「費用はどのくらいかかるの?」「ちゃんとサポートしてくれる人はいるの?」といったご相談をよくいただきます。


法人化には、手続き・費用・届出など、やるべきことがいくつもあります。それに、最初の判断を間違えると、あとあと税金や経理、資金繰りにまで影響が出てしまうことも……。


でも、実は、法人設立は「ポイントさえ押さえれば、ちゃんとスムーズに進められる」んです!



この記事では、小松市での法人設立を目指す方に向けて、


  • 法人化のメリット・デメリット

  • 手続きの流れやかかる費用

  • 設立後の注意点や支援制度


などを、できるだけわかりやすく丁寧にお伝えしていきます。

読み終える頃には、「なんだ、思っていたよりイメージできるかも!」と前向きな気持ちになれるはずです🌱


また、専門家の無料相談も活用することで、もっと安心・確実に進められます。


「この先どうすればいいのか不安…」という方も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。


創業や起業でお悩みの方ご相談下さい!

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目次


  1. 小松市での法人設立までの流れと必要な手続き

    1.1.ステップ①会社の基本事項を決める

    1.2.ステップ②定款の作成と認証

    1.3.ステップ③資本金の払込と法務局での登記

    1.4.ステップ④税務署や県税事務所などへの各種届出

  2. 小松市で法人設立する際にかかる費用と節税の考え方

    2.1.登記費用や定款認証の手数料はいくら?

    2.2.なるべく安く抑えて法人設立したいけど、不安もある方

    2.3.実はココが重要!設立後すぐに検討すべきこと

  3. 法人設立後に必要な手続きとは?知らないと損する注意点

    3.1.税務署・年金事務所・市役所などへの届出

    3.2.社会保険や労働保険の手続きもお忘れなく

    3.3.銀行口座や事業用クレジットカードの開設も忘れずに

    3.4.事業計画書や資金繰り表もこのタイミングで作っておこう

  4. 小松市で法人設立するなら支援制度も要チェック!

    4.1.小松市特定創業支援等事業

    4.2.スタートアップ創業支援事業

    4.3.起業支援金(いしかわ移住支援事業)

  5. 小松市や石川県の相談窓口・支援機関まとめ

    5.1.専門家と一緒に進めるメリット!

  6. まとめ



小松市での法人設立までの流れと必要な手続き


法人設立にはいくつかのステップがありますが、順番に進めれば大丈夫。


ここでは小松市で実際に会社を立ち上げる流れに沿って、丁寧にご紹介します。


ステップ①会社の基本事項を決める


まずは、「どんな会社にするか」を考えるところからスタートです。


  • 商号(会社名) →自由に決められますが、他社と紛らわしい名前は避けましょう

  • 本店所在地 →小松市内の住所を登記します。自宅兼オフィスもOKです

  • 事業目的 →実際に行う事業内容を明確に記載(将来やりたい事業も入れておくと◎)

  • 資本金の額 →1円からでも設立できますが、信用面もふまえて検討しましょう

  • 役員構成 →取締役(代表者)や発起人などを決めます


これらの項目が決まらないと、定款の作成や登記に進めません。


わからないところがあれば、専門家に相談しながら進めるとスムーズです。


ステップ②定款の作成と認証


定款(ていかん)とは、会社のルールをまとめた書類のこと。

株式会社を設立する場合は、公証役場での認証が必須になります。


定款認証は、小松市内にある「小松公証役場」で対応してしてもらうことができますよ。


📍小松公証役場

〒923-0964 石川県小松市今江町7丁目13番地



ステップ③資本金の払込と法務局での登記


定款が完成したら、次は資本金を発起人個人の銀行口座に振り込み、その通帳のコピーを保管します。


この工程は「お金を用意する」だけではなく、会社としての信用力にも関わる大事な部分です。


その後、登記書類一式を準備して、法務局(小松市の場合は金沢地方法務局 小松支局)へ提出します。この段階でようやく会社が法律上、正式に誕生することになります🎉


📍金沢地方法務局 小松支局

〒923-0868

石川県小松市日の出町1丁目120番地(小松日の出合同庁舎5)

電話:0761-22-6300

※詳細については金沢地方法務局 小松支局のHPをご確認ください。



ステップ④税務署や県税事務所などへの各種届出


会社が登記されたら、それで終わりではありません。

登記完了後すぐに、次のような届出をする必要があります。


  • 税務署(法人設立届出書・青色申告承認申請書など)

  • 県税事務所(法人設立・設置届出書)

  • 市役所(法人市民税の届け出)

  • 年金事務所・ハローワーク・労働基準監督署(社会保険・労働保険関係)


個人事業主として事業を始めるときは、「開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)」を、開業の日から1ヶ月以内に納税地の所轄税務署に提出する必要があります。




これらは提出期限があるものも多く、うっかり忘れるとペナルティや手続きの遅れに繋がることも…。


しかし、ここで専門家に任せることで、一度にすべて対応できる事務所もあるので、「抜け漏れが心配」「忙しくて手が回らない」という方は、税理士や社労士に相談しておくと安心です。



会社設立でお悩みの方ご相談下さい☺

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小松市で法人設立する際にかかる費用と節税の考え方


「法人設立って、いくらくらいかかるの?」起業を考える上で、やっぱり最初に気になるのは費用面ですよね。


そこで、小松市で法人を立ち上げる際に必要な費用の目安と、設立後すぐに検討すべき、節税のポイントについて解説していきます。


登記費用や定款認証の手数料はいくら?



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まず、会社を設立する際に必要となる「法定費用」は、法人の種類によって異なります。

代表的な2つの形態で比べてみましょう。


【株式会社の場合】

項目

金額(概算)

備考

定款認証手数料

約52,000円

小松公証役場で手続き可能

登録免許税

150,000円(または資本金の0.7%)

最低15万円

その他(謄本取得など)

約2,000円〜5,000円

書類の取得や送付に関わる費用

合計:約20万円前後



【合同会社の場合(定款認証不要)】

項目

金額(概算)

備考

登録免許税

60,000円

最低額

その他(印紙代・書類取得など)

約2,000円〜5,000円


合計:約6万円台〜


株式会社は社会的信用が高い分、初期費用はやや高め。

合同会社はコストを抑えてスモールスタートしたい方向きです。


なるべく安く抑えて法人設立したいけど、不安もある方


「自分でやれば安く済むかも?」と思われる方も多いですが、法人設立の各種書類はかなり細かく、記載ミスや提出漏れがトラブルの元になることも。


そこで税理士に依頼することで、他の士業と提携し、以下のことを一括で対応することができます。

費用はかかりますが、安心感と時短効果を得ることができます。



  • 定款の作成サポート(電子定款なら印紙代も節約)

  • 登記書類の準備

  • 設立後の税務署・県税事務所への届出まで



以下、石川県内の報酬の相場感ですので、ご参考になさってください。


  • 法人設立サポート一式:5万円~10万円程度(税抜)

  • 顧問契約セットの場合は、無料または割引で対応してもらえるケースも


費用が気になる方は、まず無料相談で「いくらかかるのか?」「自分に必要なサポートは何か?」を明確にするのがオススメです!


実はココが重要!設立後すぐに検討すべきこと


会社を作るだけでなく、その後の経営を安定させるための対策もとても重要です。

特に節税と資金繰りについて、法人化直後だからこそできる工夫があるんです!


法人化で使える節税には、以下のようなものがあります。


  • 役員報酬の設定による所得分散

  • 経費の計上範囲が広がる(通信費・家賃・車両など)

  • 青色申告特別控除・欠損金の繰越控除などの活用


さらに、節税の考え方をベースにして、資金繰りや融資の計画を立てることも可能です。


特に開業当初は、「資金に余裕がない…」「税金が思ったより重かった…」というお声も少なくありません。


だからこそ、設立時点から税理士に関与してもらうことで、無理のない設計ができるようになります。


当石川会社設立/創業融資相談室では、


「株式会社と合同会社、どっちがいい?」

「資本金は100万円でいいのかな?」

「役員報酬って最初から出していいの?」


こんな悩みも、最初の無料相談でしっかりお答えいたしますので、お気軽にご相談くださいませ。



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法人設立後に必要な手続きとは?知らないと損する注意点


「登記が完了したから、これで終わり!」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?


実は、法人設立後にもやらなければならない手続きがたくさんあります。

特に石川県小松市で起業する方は、地域の役所や支援機関との関係も大切です。


ここでは、見落としがちな、その後の手続きや、注意しておきたいポイントについて解説していきます。


税務署・年金事務所・市役所などへの届出


会社の登記が完了したら、まずは各種官公庁への届け出が必要です。

提出先と主な書類は以下の通りです。


小松税務署


📍所在地:小松市園町ハ108-6


提出書類例:

  • 法人設立届出書

  • 青色申告承認申請書

  • 給与支払事務所等の開設届出書

  • 源泉所得税の納期の特例に関する申請書(従業員がいる場合)


石川県南加賀県税事務所(小松市)


📍所在地:小松市園町ニ1(石川県小松合同庁舎内)


提出書類例:

  • 法人設立・設置届出書


小松市役所 税務課


📍所在地:小松市小馬出町91


提出書類例:

  • 法人市民税に関する届出書


すべて提出期限がありますので、できれば設立後2週間以内には済ませておくのがおすすめです!


社会保険や労働保険の手続きもお忘れなく


従業員を雇う予定がある場合や、法人の代表者自身が社会保険に加入する場合は、以下の手続きも必要になります。


手続き先

主な手続き内容

金沢年金事務所(担当エリア)

健康保険・厚生年金の新規適用届、被保険者資格取得届など

小松公共職業安定所(ハローワーク)

雇用保険の事業所設置届、被保険者資格取得届

小松労働基準監督署

労災保険の新規加入届など


手続きが遅れると、過去に遡って保険料を請求されることもあります。

設立時から税理士・社労士と連携しておくと安心です。


銀行口座や事業用クレジットカードの開設も忘れずに


法人名義の銀行口座を開設することで、個人と会社の資金をきちんと分けられるようになります。

これができていないと、税務調査のときに「プライベート支出」との区別があいまいになり、トラブルの原因に…。


小松市内でよく利用される金融機関は、以下の通りです。

それぞれ小松市内に支店があるので利用しやすいです。


  • 北國銀行

  • 北陸銀行

  • 金沢信用金庫

  • ゆうちょ銀行


創業融資を検討している方は、早い段階で相談窓口付きの銀行を選ぶのがポイントです!


事業計画書や資金繰り表もこのタイミングで作っておこう


設立時は気持ちが高ぶっていて、勢いで走り出してしまいがちになります。 でも実はこのタイミングで一度立ち止まり、事業計画や資金繰りの見直しをしておくことがとても大切です。


特に石川県では、創業支援や補助金制度を受ける際に、事業計画書の提出を求められるケースも少なくありません。


事業計画って難しそう…と思うかもしれませんが、こちらも税理士がサポート可能です!

税理士と一緒に作ることで「数字に裏付けされた計画」ができ、金融機関からの信頼にもつながります。



\創業計画書のサポートをご検討の方へ/



小松市で法人設立するなら支援制度も要チェック!


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法人を設立するとなると、「少しでも費用やリスクを抑えたい」と考える方が多いですよね。


実は、小松市や石川県では、起業を応援するための補助金や支援制度がいくつも用意されています。

せっかく地元で起業するなら、使える制度はしっかり活用して、スタートダッシュを決めましょう!


まずは、起業や法人設立を対象とした主な支援制度をご紹介します。


小松市特定創業支援等事業


小松市では、一定の要件を満たす起業者に対し、「特定創業支援等事業」を行っています。


この支援を受けると、以下のようなメリットがあります。


  • 法人登記時の登録免許税が軽減

  • 信用保証協会の創業関連保証の特例が利用可能

  • 日本政策金融公庫の創業融資審査で優遇される場合あり


現役起業家・経営者などが講師となる支援プログラムに参加する必要はありますが、専門的な知識が身につき、実務にも役立つ内容となっているため、参加する価値は十分にあります!


参照:小松市「創業支援事業計画について


スタートアップ創業支援事業


石川県では、事業立ち上げにかかる経費の一部を補助してくれる制度があります。

それが、「スタートアップ創業支援事業」です。


公益財団法人石川県産業創出支援機構(ISICO)が実施する、スタートアップの成長段階に応じた支援制度です。

特に県内で起業後10年以内の会社に向けて、以下の2つの枠が用意されています。


① F/S支援枠(フィージビリティ / シーズ段階)


対象:

  • 大学などの研究シーズ活用やスタートアップ創出を目指している

  • 令和8年3月31日までに県内で開業届か本店・支店登記予定

  • または令和7年4月1日時点で起業から5年以内の法人


補助内容:

  • 補助額:最大1,000千円

  • 補助率:対象経費の1/10


支援目的:大学の研究成果などを事業化するための実証実験や試作などに活用可能 。


② アクセラレーション支援枠


対象:

  • 事業がすでに軌道に乗りはじめている法人

  • 令和7年4月1日時点で起業10年以内、かつ県内で開業届か本店登記済み


補助内容:

  • 補助額:最大5,000千円

  • 補助率:対象経費の3/4以内


支援目的:製品・サービスの競争力強化や、販路拡大のための実証試験など、成長段階にある企業を後押しすること。


こちらも事業計画書の提出などが求められますので、準備期間をしっかり取っておくのがポイントです。



起業支援金(いしかわ移住支援事業)


こちらは、東京圏から石川県に移住して起業する方を支援する制度です。

小松市に移住して会社を立ち上げる方には、ぜひチェックしてほしい制度です。


補助内容:

  • 補助額:最大2,000千円

  • 補助率:対象経費の1/2以内


起業に必要な備品購入費、店舗改修費、広報費などに使えます。


主な対象者の条件

  • 東京23区在住、または東京圏に通勤していた方が、石川県内に移住すること

  • 小松市を含む対象地域で起業・事業承継などを行うこと

  • 「地域課題の解決に資する事業」であること(例:高齢者支援、地域産業振興など)


支給の可否は事業計画の審査・移住実績の確認などに基づいて決まります。


注意点としては、支援金を受け取った後も、5年以上事業を継続する意志が求められるため、しっかりとした計画が必要です。


「地方でのびのび起業したい」「小松市で地域に貢献するビジネスを始めたい」そんな方にとって、とても心強い制度ですよ。




小松市や石川県の相談窓口・支援機関まとめ


補助金や制度については、次のような地域窓口で相談が可能です。


窓口名

内容

所在地・連絡先

小松商工会議所

創業支援、事業計画アドバイス

小松市園町

小松市 産業振興課

創業支援制度の案内窓口

小松市役所内

石川県よろず支援拠点(南加賀ブランチ)

起業や経営に関する無料相談

小松市民センター等で相談日あり

これらの窓口をうまく活用すれば、地域に根ざしたアドバイスや最新の支援情報を得ることができます


専門家と一緒に進めるメリット!


「制度がいろいろあるのはわかったけど、自分に合っているのか分からない…」「申請書類や要件が複雑そうで不安…」と感じる方も多いと思います。


だからこそ、税理士などの専門家に相談しながら進めることで、確実かつ効率的に支援を受けられる可能性が高まります。


たとえば、


  • 事業計画書の作成支援

  • 補助金の対象経費チェック

  • 申請スケジュールの整理


など、自分ひとりでは難しい手続きをしっかりサポートしてもらえますよ。




まとめ


法人設立は、人生でも大きな決断のひとつ。「自分にもできるかな」「本当にこの方法で大丈夫かな…」と、不安になるのは自然なことです。


でも大丈夫。小松市には、創業を応援してくれる制度や地域のサポートがしっかり整っています。


この記事では、以下のようなことをお伝えしました。


  • 法人設立の基本や、小松市で多い法人形態

  • 実際の設立ステップと費用の目安

  • 設立後の手続きと注意点

  • 小松市・石川県で使える創業支援制度

  • よくある質問とその解説


起業の第一歩は、「情報を知ること」から始まります。

そしてその次のステップは、「信頼できる相談相手を見つけること」です。


さらに、定款認証から登記、税務の届出、補助金の活用まで、税理士などの専門家と一緒に進めることで、より安心してスタートラインに立つことができます。


「まずは話を聞いてみたい」「具体的な進め方を相談したい」そんな方は、ぜひ無料相談をご利用ください。




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